銀座並木通り 心療内科・内科クリニック(PsI)の「心療内科医ですのブログ」。うつ病、パニック障害、強迫性障害などブログとして日々気づいたことなどの記事をアップしてまいります。

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アメリカ(学会?)報告

2015/12/14

12月も既に中旬、寒い日が来て心と身体を引き締めると、それを嘲笑うような暖かい日が続きます、やれまだなのかと安心すると翌日の冷気で痛い目にあう。天候に翻弄される日々、風邪をひかれる患者さんが増えました、ご用心ください。

12月にシカゴの学会に行ってまいりました。最高気温が零度から1度、若い頃とはいえよくまあこんな所で暮して居たものだと,妙な感慨を覚えました。寒さと相反するように、景気は暖かいようで、街は大勢の買い物客で溢れていました。

「空港のパスポートコントロールで先ずびっくり、「お前は中東から来たとは思えないが?」との質問をされました。「日本から着いたところです。」と返事をすると、うなずいてスタンプを押しながら、私の後ろに続く、独特な雰囲気のグループを指さして、「後ろの集団はシリア難民なんだ、シカゴ郊外に大きなシリアコミュニティーが在って、呼んだんだろう。」と説明してくれました。アメリカと中東はとても近い事を痛感し、パリのテロが与える危機感はどれほどの物かと思い、何とも言えない気持ちになりました。

シカゴでは、警察官が全員防弾チョッキを着ている事にびっくりしました、出会う数も何時もよりは大勢に思え、雰囲気もピリピリしており、嫌な緊迫感でした。

さて、シカゴ時代に、夫婦で仲良くしていたカップルの多くが、一組また一組と離婚して、残りはついに二組になってしまいました。残った二組だけは何が在っても大丈夫だろうと信じていたのですが、何とそのうちの一組がすでに離婚していたことが判りました。呼ばれた自宅の住所が以前と違っていたので、何か変だなと思っていたのですが、以前の立派な家に比べて、その大きさも、建っている地域も数段下のレベルで、辛い気持ちになりました。元の奥さんの方が、料理に会話に頑張ってくれるのが、何故か痛々しく、意味は違いますが、後家の細腕などと言った言葉が頭に浮かんできます。ところがどうでしょう、同席した娘は二人ともあっけらかんとしています。アメリカの子供たちにとっては、離婚なんてごく当たり前の事、友達の多くが経験している事で、特に騒ぎだてる事ではないのかな?といったような疑問さえ湧きました。

成田について、ほっとしたのは気温だけが理由ではありません、あらゆる意味で平和とは有難いものです。

花鳥風月、四季の移ろい

2015/10/23

秋が深まり、もう冬がそこまで来ています。8月上旬の猛暑が何だかもう遠い事のようですね。この季節になると、何だか寂しく元気がなくなる方が多いです。

人の心は微妙なもの、季節の移ろいに無常を感じ、何だか切なくなります。でも、少し感覚を尖らせてみると寂しさの奥底に、少しですが安らぎと寛ぎの甘さが混じっている事も感じませんか?

思い返せば、若い頃には何時も空腹で、心をよぎるのは異性の事ばかりでした。

花鳥風月に想いが至り、四季の移ろいを感じられるのは、大人になった証拠です。

四季の移ろいの中に心を解きほぐし、身を委ねてみましょう。寂しさの底に優しい安堵が待っています。

不安

2015/04/03

来院される患者さんに、「先生、とても不安なのですがどうしたら良いでしょう。」と質問される事が度々あります。そんな時に私は次のように答える事が多いです、ご参考になれば?!

先ず、自分の不安はどんな物なのか、それを考えてみましょう。自分の中に在る不安から目を背けようとすると、不安は次第に大きくなって行く傾向が在ります。

不安の正体が判ったら、それは自分の手におえるものか、努力と工夫で何とかなるものか、それとも、自分にはどうしようもないものなのか、考えてみましょう。

大地震が起きたらどうしよう、地震はどうも予知できぬもののようですが、地震が起きた場合の対処法を考えては如何でしょう。家族が集合する場所を決めましょう、倒れる恐れのある家具は固定して、非常時に持ち出すものを整理してみましょう。そんな事をする中で地震への恐怖は無くならぬまでも、ある大きさにまとまるでしょう。そうしてから、地震を防ぐ手段は無く、怖がっても仕方がないものであることを思い出し、地震のことなど忘れてしまいましょう。

病気が心配なら、両親や兄弟が罹った事のある病気を中心に、検査を受けましょう、漠然とした不安は収まると思います。仕事に不安を感じたら、その不安を見極めて対策を立てましょう、勉強したり、アドバイスを貰ったり、助成を頼んだり、対策は在るはずです。

老いて行くことが不安なら、誰だって毎年1歳ずつ歳をとるのだからと思って諦めるか、加齢を遅らせるべく断固として対処するか、どちらかを選びましょう。80歳を過ぎていても身体は鍛えるとそれに反応します、運動大好き10歳は若く見える健康老人の路もあります。これはもう、その方の考え方次第です。

人生とはいつか知らぬ間に始まり、自分の意志とは無関係に終わってしまう、不思議なものです、生きる事とはすなわち不安かも知れません。然し、努力と工夫でその不安を人生の推進力に変える事もできるような気がします。

心療内科の服薬に寄せられる疑問について

2015/02/10

患者さんが、初めて心療内科の薬を飲まれる時に感じられる、不安についてご説明を致します。

心療内科や精神科の薬を飲むのは初めでですが、ネットや噂によると、このような薬を飲むと止められなくなり、一生飲まなければならないのではないでしょうか。

そのような事は在りません、先ず第一に指摘したいことは、『うつ病は治る病気』であると言う事です。きちんと治療して病気が治った時には、服薬も終了します。

当院での治療についてご説明しましょう、治療方針に納得して頂いたら、症状にあった薬を選び治療を開始します。薬を徐々に増やしながら、ご自分の元気さに80点が付けられるような状態まで持って行きます。そのような状態に達したら、その服薬量を3~4か月間継続します。その後、患者さんと相談しながら、ご自分の状態に自信が持てた段階で減薬を開始、慎重に薬を減らして行き、最終的には服薬終了~治療完了と致します。もちろん、中には、再発するのが怖いので最少量の服薬を継続されたいと希望される方が居られるます、そのような方には最少量の服薬を継続して頂きます。

飲み始めたら、一生の間、薬を飲み続けなければならないなどという事は全く在りません。

ちなみに、父・祖父が共に高血圧であった私は、残念ながら中年になり高血圧を発症し、毎朝の服薬が欠かせません。高血圧症の大部分は本態性高血圧症であり、治るものではありませんので、服薬は生涯にわたり継続しなければなりません(苦笑)。

若い女性の方は、妊娠・出産への悪影響、つまり服薬により奇形児の生まれる確率が高くなるのではないかという事を心配されます。

例外はありますが、我々が良く使う薬剤を服用されながら妊娠・出産されると、確かにほんの少しではありますが、奇形児の生まれる率が高くなります。然し、こちらも大丈夫なのです。妊娠が確定するのは、最後に来た普通の生理の初日から数えて8週間後あたりです、この頃になると、胎児心音ー赤ちゃんの心臓の音が聞こえます・超音波で見えます、これで妊娠が確定いたします。

お母さんが飲んでいる薬が、赤ちゃんに影響するのは、胎盤が出来てお母さんの血液が赤ちゃんに流れ込むようになってからですが、胎盤が出来るには妊娠の確定から更に4週間くらいかかります(妊娠第12週くらい)。ですから、妊娠が確定した時点(妊娠第8週くらい)で、服薬を漸減・中止すれば良いのです。服薬を終了して数日間が経過すれば、お母さんの血液に含まれる薬剤成分は無視できるレベルになります。赤ちゃんが大丈夫なことがお分かりになると思います。

「それは良いのですが、私のうつ病はどうなるのでしょうか、薬を止めて大丈夫ですか?」と言う質問にお答えします。妊娠3ヶ月を過ぎた頃から、妊婦さんの精神状態は極めて安定します、お腹の中の赤ちゃんがお母さんの精神を安定させるのです。また、乳幼児に与えても安全な薬が在り、必要に応じて、妊娠・授乳時に少量を投与する事も稀にあります。お母さんが大切にお腹の赤ちゃんを育て、そのお母さんの精神状態を赤ちゃんが支える、男性としては何だか羨ましくなるような関係ですね。

多忙を理由に、長い間更新をさぼって居りました、早く更新せよとのお叱りや、新しいブログを読みたいとのご指摘を沢山いただきました。猛省して、出来るだけ頻繁に更新を致しますので、お許しください。

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2019.10.01

10月12日(土)は台風接近による危険を考慮して
全面休診といたします、どうぞご理解ください。
皆様の安全を祈念いたします。

やせる医学治療(運動、ダイエット不要、体重10%減!)開始しました、
無料痩身相談(要予約)でご説明いたします。


10月の休診日;

1,8,15,22,29 の火曜日と7の月曜日は休診となります。

10月の診療時間変更;

23日水曜日の午後は18時からの診療となります。

11月の休診日;

5,12,19,26の火曜日と18日月曜日は休診となります。

11月の診療時間変更;

9日土曜日の午後は休診となります(午後1時まで)。






























覚悟の瞬間 医療法人社団創文会 銀座並木通り心療内科・内科クリニック 木村創

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