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うつの時に止めていただきたいこと-追加

 2016/05/16

うつ状態にある時に、衝動的に仕事を辞めたり、交際していた異性と別れたりすることはお止めいただきたいと書きました。

もう一つ、止めていただきたいことがあります、どうぞご注意ください。

それは “うつ状態にある友人や知人” との関係を深める事です。

長時間の電話を受けたり、面会して相談に乗ったりすることはご自分の病気の悪化につながります、元気な時であっても、辛い、苦しい内容に話を聞くことは、自分の心に重い負担になります。

ご自分の調子が落ちているときに、そのようなことをすると、相互にとって不利益となってしまいます。
お友達に対する暖かいお気持ちは理解できますが、専門的な勉強をして、投薬や心理療法という治療手段を持っている医師にとっても、うつ病を良くすることは簡単ではありません。
ましてや、ご自分の心に不調を抱えている一般の方が、電話や相談だけで相手の方を良くするなどと言ったことは非現実的です。
お互いの気持ちを下向きに引き下げてしまうことがほとんどです。

苦しんでいるご友人への暖かい気持ちが、ご自分の状態を悪化させる事態に繋がらないよう、どうぞご注意ください。

心の病と浮気

 2016/05/09

うつ病になると、発作的に会社を辞めたり、恋人と別れたくなりますが、人生にとって重要な問題は、元気になってから決めてください!
前回、そのように書きました。

今回は、逆にそう状態になった時に起こる困った現象について書きます。

ある日、50歳代の男性が、妻のことで相談したいと来院されました。
落ち着いた、穏やかそうな感じの人物です。
しばらく前から、妻の様子がおかしい、まさかとは思ったが興信所を使って調べてみたら浮気をしていることがわかりました。

これから先の男性の言葉に、目を見張りました。

妻と結婚してからもう長い時間が経ちますが、時々妻が高揚していることを感じていました、そして高揚した後はかなり長い期間落ち込みます。
今回の高揚はとても激しく、何かに突き上げられているようで落ち着きが無く、妻は何時でもイライラしているようでした。
気持ちの波はあってもずっと良い妻であり良い母でした。
妻の浮気には怒りを感じていますが、妻は何かの病気で浮気をしてしまったのではないでしょうか、もしそうなら治療をしてやりたいと思います。
浮気の証拠を突きつけたら泣いて謝りました、今は妻が不憫です。

奥様は躁うつ病だと思われます、そう状態の時には浪費や夜更かしと共に、性的奔放(=浮気)が起こりがちで、奥様の浮気はまさに典型と思われます。
奥様にお会いする前でしたが、私はそのようにご主人にお答えしました。

しばらくしてから、今度はご夫婦で来院されました、奥様は確かに躁うつ病でした。
治療に対する反応も良く、比較的短期間で安定された状態になられました。
落ち着かれてのちも、診察には何時もご主人が同伴されています。

「病気で夫婦関係が壊れずに本当に良かったです」
そう言いながら奥様を見る、ご主人の眼差しの優しさがとても印象的でした。

退職、離別、うつの時には止めましょう

 2016/04/28

うつになると、現状を大きく変えてしまおうという気持ちが強まります。
仕事なら辞めてしまおう、男女関係なら別れてしまおう、そんな方向に行きがちです。
いわゆる、ガラガラポンがしたくなるのです。

うつになられる方は、生真面目で自己懲罰的な傾向をお持ちです。
自分は会社から求められている仕事をきちんとやる能力に欠けている、だから、私のような者は会社の迷惑にならぬよう早く辞めるべきだ。
あるいは、私の存在が彼を(彼女を)苦しめている、だから自分から身を引いた方が良い。
そんなふうに思い込みやすいのです。

仕事を辞める(変わる)、男女交際を止める(別れる)といった決断は、改めて言うまでもなく、我々の人生にとっても重いものです。
辛く、落ち込んでいる気持に重さが加わると、辛さが増して自分をもっと追いつめてしまうことになります。

私は、患者さんからこのような相談を受けた場合に
「決断は少し先送りして、元気になってからしてください」
と提案します。
人生の一大事を、気持ちが落ちている状態で決めることは危険です。
壊すことは一瞬ですが、何かを築き上げるのにはかなりの時間がかかります。
追いつめられ、追い込まれ、とても大切な何かを壊してしまい、後になって後悔することにならないよう、重要な決断は先送りして、元気になってからにしてください!

春と花と鼻、それに華

 2016/04/06

春になり花が咲きます、それだけなら良いのですが “鼻” にも異変が現れます。
もう一つの華にも触れておきましょう。

東京の桜はもう終わってしまいました。
今年は絶好のお花見日和と言えるような日はなく、満開の桜が寒空のなかで寂しそうに咲いている、なんだか桜が可愛そうに感じた日が多かったように思います。

桜と同じ季節に我々を大いに悩ませてくれるのが、花粉症です。
スギ花粉症の季節はほぼ終わりましたが、わたしはヒノキ花粉症なので、連休明けまでくしゃみに悩まされます。
先日花粉がたくさん飛んでいたある日の午後、患者さんが診察椅子に座られると同時にくしゃみが出てしまいました。
「失礼!」
「あら先生花粉症ですか、もう終わりでしょう?」
「僕はヒノキ花粉症なのでまだ終わっていないんですよ」
「先生って、花粉症も高級感がありますね、スギ花粉よりもヒノキ花粉の方がお洒落 !?」
何だか妙な会話になりました。

子供の頃体が弱く、年中風邪をひいては学校を休む、風邪のベテランであった私は、ある日母がくしゃみに気付き、
「風邪だから今日は学校を休みなさい」と言ったので、
「お母さん、風邪を引いた時に感じる、これから悪くなりそうな感じがしないから、僕は風邪じゃないので学校に行くよ」と答えると
「あなた、変な子ね~」と母は首をひねっていました。
まだ世間に花粉症が知られていない時代のことです。
後年、お婆さんになった母が、
「おまえはお医者さんの才能が在ったのかも知れないね ?!」と言ってくれたのを思い出します。

俳優さん、それも多くの場合女優さんを褒める、「華がある」と言う表現があります。
以前通っていらした美人女優さん、薬の飲み方を間違えて、早めに飲み終えたので来院されました。
「先生、私うっかりしてたくさん飲んだので早く終わってしまいました、ご免なさい」
と言われながら、困った子供がするように身体をひねりながら、にっこりされました。
この “ニッコリ” は凄かったです、華の精がいきなり押し寄せたかのようで、柔らかいのに凄まじいインパクト、危うく診察椅子から転げ落ちそうでした。
「いや、大丈夫ですよ、次は気を付けてください」
と言って再度処方するのが、私には文字通り精一杯でした。
彼女が診察室を出てからもしばらく呆然としてしまいました。
正面に座られるだけでも、眩しいような美女のニッコリのインパクトはいまでも忘れません。

春、色々なことがあります!

うつ病の治療、“最初の2週間”

 2016/01/22

暖冬が一変して、急に寒くなりました、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
今回は、うつ病の治療を開始して間もない時期に起こる、患者さんの疑問や懸念についてお話しします。

患者さんのほとんどは、来院される前に、あれこれと悩み、自力で立ち直ろうと色々と努力されますが、それでも解決できない心身の不調を抱えて初めての診察に来られます。

まずは、さまざまな手段を使って、その方がどのような病気をお持ちであるか診断いたします。
うつ病であると診断された場合には、うつ病に関する医学的な説明、最適と思われる治療法、お出しする薬や考えられる副作用に関して、出来るだけ丁寧にご説明し、質問があればお答えいたします。

最初は2週間分のお薬をお出しするのが通例ですが、その後に患者さんからいただく問い合わせ、ご質問をご紹介し、それに関する私の説明を付け加えます。

一番多いのが、具合が良くなってきたが眠くて困る!とのご意見です。
これに対しては、眠気の原因となるであろう薬の服用量と服用タイミングの調整で対応いたします。
ほとんどの場合、上手く対応できます。

心身の不調が継続する~むしろ悪くなったように感じるが?といった質問もまれにはいただきます。

このような場合には、時間をかけて服薬前後の状態を詳しく伺います。
極めてまれには、お出しした薬との相性が悪く、状態が悪くなることも在りますが、そのような状況は1年に1度あるかないかと言った頻度です。

詳しくうかがってみると、服薬を開始しても期待したほど急速に症状が良くなっていない状態でのお問い合わせが多数を占めます。
薬剤治療の通例として、薬の量は徐々に増やしていきますので、身体の大きさから算定される、最適な量に到達するまでには、しばらくの時間が必要です。
治療に対する期待が大きい分だけ、効果が出るのに時間が掛ると、焦ってしまわれることもあるのです。

また、我々の心の中には、自分が病気であるとの事実を何とか否定したい、薬は飲まずに済ませたいと言った強い思いが隠れていることもあります。
そんな思いから、「薬を飲んでいるから病気、飲まなければ病気ではない」と言った転倒が起こって、服薬に拒絶的になられることもありますが、「病気だから治療が必要で、そのために服薬をしている」と言うのが真実です。

この辺りの葛藤で、当初の服薬が不規則になることもあります、飲んだり飲まなかったりと言った状態です。
しかし、結局はほとんどの方が、最終的にお出しした容量を服薬されて、症状の改善を確認されて、2度目の外来にお越しになります。

現在の日本では、保健薬として認められるには極めて厳重な基準を、きちんと満たす必要が在ります、また副作用があるにしても、その大きさは、薬が与えてくれる良い効果に対してきわめて小さなものです。

薬を飲まないで治療できないか?とのご質問もありますが、極めて軽いものを除いて、薬を使わないでうつ病を治す方法は現在の所ありません、と言うのが答えです。

もし、心身に不調を感じられていいらっしゃるなら、治療を受けて一日も早く、元気なご自分を取り戻す年にしてください!

アメリカ(学会?)報告

 2015/12/14

12月も既に中旬、寒い日が来て心と身体を引き締めると、それを嘲笑うような暖かい日が続きます、やれまだなのかと安心すると翌日の冷気で痛い目にあう。
天候に翻弄される日々、風邪をひかれる患者さんが増えました、ご用心ください。

12月にシカゴの学会に行ってまいりました。
最高気温が零度から1度、若い頃とはいえよくまあこんな所で暮していたものだと、妙な感慨を覚えました。
寒さと相反するように、景気は暖かいようで、街は大勢の買い物客で溢れていました。

空港のパスポートコントロールでまずびっくり、
「お前は中東から来たとは思えないが?」との質問をされました。
「日本から着いたところです」と返事をすると、うなずいてスタンプを押しながら、私の後ろに続く、独特な雰囲気のグループを指さして、「後ろの集団はシリア難民なんだ、シカゴ郊外に大きなシリアコミュニティーがあって、呼んだんだろう」と説明してくれました。
アメリカと中東はとても近いことを痛感し、パリのテロが与える危機感はどれほどのものかと思い、何とも言えない気持ちになりました。

シカゴでは、警察官が全員防弾チョッキを着ていることにびっくりしました、出会う数も何時もよりは大勢に思え、雰囲気もピリピリしており、嫌な緊迫感でした。

さて、シカゴ時代に、夫婦で仲良くしていたカップルの多くが、一組また一組と離婚して、残りはついに二組になってしまいました。
残った二組だけは何があっても大丈夫だろうと信じていたのですが、何とそのうちの一組がすでに離婚していたことがわかりました。
呼ばれた自宅の住所が以前と違っていたので、何か変だなと思っていたのですが、以前の立派な家に比べて、その大きさも、建っている地域も数段下のレベルで、辛い気持ちになりました。
元の奥さんの方が、料理に会話に頑張ってくれるのが、何故か痛々しく、意味は違いますが、後家の細腕などと言った言葉が頭に浮かんできます。
ところがどうでしょう、同席した娘は二人ともあっけらかんとしています。
アメリカの子供たちにとっては、離婚なんてごく当たり前のこと、友達の多くが経験していることで、特に騒ぎだてる事ではないのかな?といったような疑問さえ湧きました。

成田について、ほっとしたのは気温だけが理由ではありません、あらゆる意味で平和とは有難いものです。

花鳥風月、四季の移ろい

 2015/10/23

秋が深まり、もう冬がそこまで来ています。
8月上旬の猛暑が何だかもう遠いことのようですね。
この季節になると、何だか寂しく元気がなくなる方が多いです。

人の心は微妙なもの、季節の移ろいに無常を感じ、何だか切なくなります。
でも、少し感覚を尖らせてみると寂しさの奥底に、少しですが安らぎと寛ぎの甘さが混じっていることも感じませんか?

思い返せば、若い頃には何時も空腹で、心をよぎるのは異性の事ばかりでした。

花鳥風月に想いが至り、四季の移ろいを感じられるのは、大人になった証拠です。

四季の移ろいの中に心を解きほぐし、身を委ねてみましょう。
寂しさの底に優しい安堵が待っています。

不安

 2015/04/03

来院される患者さんに、「先生、とても不安なのですがどうしたら良いでしょう」と質問されることがたびたびあります。
そんな時に私は次のように答えることが多いです、ご参考になれば ?!

まず、自分の不安はどんな物なのか、それを考えてみましょう。
自分の中にある不安から目を背けようとすると、不安は次第に大きくなっていく傾向があります。

不安の正体が判ったら、それは自分の手におえるものか、努力と工夫で何とかなるものか、それとも、自分にはどうしようもないものなのか、考えてみましょう。

大地震が起きたらどうしよう、地震はどうも予知できぬもののようですが、地震が起きた場合の対処法を考えてはいかがでしょう。
家族が集合する場所を決めましょう、倒れる恐れのある家具は固定して、非常時に持ち出すものを整理してみましょう。
そんなことをする中で地震への恐怖は無くならぬまでも、ある大きさにまとまるでしょう。
そうしてから、地震を防ぐ手段はなく、怖がっても仕方がないものであることを思い出し、地震のことなど忘れてしまいましょう。

病気が心配なら、両親や兄弟がかかったことのある病気を中心に、検査を受けましょう、漠然とした不安は収まると思います。
仕事に不安を感じたら、その不安を見極めて対策を立てましょう、勉強したり、アドバイスを貰ったり、助成を頼んだり、対策はあるはずです。

老いて行くことが不安なら、誰だって毎年1歳ずつ歳をとるのだからと思って諦めるか、加齢を遅らせるべく断固として対処するか、どちらかを選びましょう。
80歳を過ぎていても身体は鍛えるとそれに反応します、運動大好き10歳は若く見える健康老人の路もあります。
これはもう、その方の考え方次第です。

人生とはいつか知らぬ間に始まり、自分の意志とは無関係に終わってしまう、不思議なものです、生きる事とはすなわち不安かも知れません。
しかし、努力と工夫でその不安を人生の推進力に変えることもできるような気がします。

心療内科の服薬に寄せられる疑問について

 2015/02/10

患者さんが、初めて心療内科の薬を飲まれる時に感じられる、不安についてご説明をいたします。

心療内科や精神科の薬を飲むのは初めでですが、ネットや噂によると、このような薬を飲むと止められなくなり、一生飲まなければならないのではないでしょうか。

そのようなことはありません、先ず第一に指摘したいことは、『うつ病は治る病気』であると言うことです。
きちんと治療して病気が治った時には、服薬も終了します。

当院での治療についてご説明しましょう、治療方針に納得していただいたら、症状にあった薬を選び治療を開始します。
薬を徐々に増やしながら、ご自分の元気さに80点が付けられるような状態まで持っていきます。
そのような状態に達したら、その服薬量を3~4か月間継続します。
その後、患者さんと相談しながら、ご自分の状態に自信が持てた段階で減薬を開始、慎重に薬を減らして行き、最終的には服薬終了~治療完了といたします。
もちろん、中には、再発するのが怖いので最少量の服薬を継続されたいと希望される方が居られるます、そのような方には最少量の服薬を継続していただきます。

飲み始めたら、一生の間、薬を飲み続けなければならないなどということは全くありません。

ちなみに、父・祖父が共に高血圧であった私は、残念ながら中年になり高血圧を発症し、毎朝の服薬が欠かせません。
高血圧症の大部分は本態性高血圧症であり、治るものではありませんので、服薬は生涯にわたり継続しなければなりません(苦笑)。

若い女性の方は、妊娠・出産への悪影響、つまり服薬により奇形児の生まれる確率が高くなるのではないかという事を心配されます。

例外はありますが、我々が良く使う薬剤を服用されながら妊娠・出産されると、確かにほんの少しではありますが、奇形児の生まれる率が高くなります。
しかし、こちらも大丈夫なのです。
妊娠が確定するのは、最後に来た普通の生理の初日から数えて8週間後あたりです、この頃になると、胎児心音-赤ちゃんの心臓の音が聞こえます・超音波で見えます、これで妊娠が確定いたします。

お母さんが飲んでいる薬が、赤ちゃんに影響するのは、胎盤が出来てお母さんの血液が赤ちゃんに流れ込むようになってからですが、胎盤が出来るには妊娠の確定から更に4週間くらいかかります(妊娠第12週くらい)。
ですから、妊娠が確定した時点(妊娠第8週くらい)で、服薬を漸減・中止すれば良いのです。
服薬を終了して数日間が経過すれば、お母さんの血液に含まれる薬剤成分は無視できるレベルになります。
赤ちゃんが大丈夫なことがお分かりになると思います。

「それは良いのですが、私のうつ病はどうなるのでしょうか、薬を止めて大丈夫ですか?」と言う質問にお答えします。
妊娠3ヶ月を過ぎた頃から、妊婦さんの精神状態は極めて安定します、お腹の中の赤ちゃんがお母さんの精神を安定させるのです。
また、乳幼児に与えても安全な薬が在り、必要に応じて、妊娠・授乳時に少量を投与することも稀にあります。
お母さんが大切にお腹の赤ちゃんを育て、そのお母さんの精神状態を赤ちゃんが支える、男性としては何だか羨ましくなるような関係ですね。

多忙を理由に、長い間更新をさぼっておりました、早く更新せよとのお叱りや、新しいブログを読みたいとのご指摘をたくさんいただきました。
猛省して、出来るだけ頻繁に更新をいたしますので、お許しください。

うつ病の再発防止

 2013/12/05

12月になりました、今年も大勢の患者さんが治療を卒業されました。
「良かったですね、これで卒業になります」と申し上げると、皆さん本当に素晴らしい笑顔を見せてくださいます。

なかには、「先生に会えなくなると不安だから、また来ても良いですか?」と仰る方も居られます。
もちろん、「必要なら、何時でもおいでください」とご返事いたします。

卒業される患者さんたちに、次のようなことを必ず申し上げます。

うつ病が再発しないように、これからお話しすることを覚えておいてください。

  1. 今回のうつが発症された経緯を良く覚えて居られると思います、辛い体験ですから、忘れる筈は無いでしょう。
  2. もしも、同じような状況に置かれたら、そのような状況を回避するよう頑張ってみてください。
    休暇を取り旅行に行く、信頼できる人に相談する、どんなことでも良いから、ご自分の心が軽くなるような工夫をしてください。
    うつ病にならないように、逃げ回ってみてください。
  3. それでも、やはりうつになりそうなら、早めに来院してください。

本当に大勢の方が “うつ病を卒業” されました、再発の治療をされている方は嬉しい事に3名しか居られません。

日本人が一番お酒を飲む時期ですね、二日酔いは気分を下向きに引っ張ります、どうぞご用心ください!

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